質より量?量より質?2つの関係性。
最近よく聞くのが、
『質を上げることで量(時間)を最小限に抑えることで、効率的に成長できる』
という言葉。
本当にそうだろうか?
よっぽど本質を見極める力、
具現化できる能力を持っていて、
人にモノを教えるプロフェッショナな
師匠がいるような限られた状況じゃないと
かなり困難だと思う。
自分が約20年、
美容師をやる中で実感したのは、
成長のプロセスは
三段階あること。
①スピード感と量を意識する
『理解する前にまずやってみる』
失敗しようが、
とにかく動きだしを早くし
短期間に最大の数をこなす。
既存のコトに対する価値を付加する勉強だったり行動だったり、
新しいことへのチャレンジだったり、
新しい人との接触機会だったり。
とにかく量を圧倒的に増やすなかで、
誰かに教えられたことではなく、
『自分の内側からでる気付き』
を感じるようになる
②その上で、
量を少しだけ減らし、
(たくさんじゃなく少し)
スピードはできるだけ維持しながら
空いた時間で①の行動を精査する。
無駄を省き、必要なものを残して
質を肉付けする。
それをまた最大の量でこなし、
習慣化する。
結構①をまずやらずに経験年数で
量を蓄積する人もいるけど、
時間がかかりすぎる。
②までやる人はまぁまぁの成果をだすことが
できるけど、その先になかなかいけない。
その次にいくためには、
③②でつくった習慣を一段階
上質に昇華させる。
そのためには、
業界にとらわれない多方面の広さで
自分よりも
上質なサービス・技術、
高いマインドの人にふれ、
現状の習慣に取り入れ、
その分、今までの自分から
何か引き算して捨て去る。
そしてまた圧倒的な量をこなす
①をして、
②、③と繰り返しながら、
自分自身を進化させていく。
量と質のバランス、質の変化には
タイミングが大切。
こうして生まれたパラダイムシフトが、
(自分が生きてきた中で、個人・会社・業界にとって当然のことと考えていた認識や思想、価値観などが劇的に変化する)
自分の生き方を変え、
関わる人が変わり、
より自分にとって大切な人の幸せに変わるのだ。
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